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麻生首相の足もとがいよいよおぼつかなくなってきた。
首相が自らの手で衆院解散に踏み切れるかどうか。その大事な関門として注目された静岡県知事選は、民主党などが推した川勝平太氏が自民、公明両党が推す候補に競り勝った。
首相はなお12日投票の東京都議選直後の解散、8月初旬の総選挙を思い描いているようだ。だが、都議選でも敗北となれば、「麻生おろし」が一気に動き出す可能性もある。
麻生政権への国民の不信は根深い。注目されるのは、静岡県知事選の投票率が前回より16ポイント以上も高くなったことだ。今回の都議選への関心も高く、今の政治の閉塞状態を打破すべく自らの一票で意思表示をしたい、という思いが有権者に高まっているとみるべきだろう。
地方選挙には政党の勢力の消長を占う側面はあっても、その結果で国政選挙のカオまで代えてしまえというのは本末転倒だ。与党議員は、小手先が通用しないことを肝に銘じるべきである。