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2009/3/5 朝日新聞      社説  2兆円給付金


 大きな議論を巻き起こした定額給付金が結局、支給されることになった。
 支給に必要な第2次補正予算の関連法案が、野党優位の参院で否決された後、衆院で3分の2の再可決により成立した。
 もちろん再議決は憲法の規定にのっとった手続きである。だが、定額給付金については、報道機関の世論調査から国民の多くが批判的であることがわかっている。
 与党はこれに耳を傾けないばかりか、両院協議会を開催しようという野党の要求を退けた。衆参で議決が食い違ったときに、与野党で話し合い、妥協を探る場なのに、それを門前払いした与党の態度は誠実さに欠ける。
 未曾有の不況に国民の誰もが不安を抱いている。与野党の意見が違うのは当たり前だが、それを調整し、妥協しながら出来るだけ多くの国民の思いをすくい上げるのが今の政治に求められる役割なのではないか。一切の妥協を拒んでの再議決という強引な手法を繰り返す政治をこれ以上続けてはならない。