今日の朝日新聞社説-要約-

朝日新聞社説の要約です。忙しいあなたなら3分で読める今日の社説。受験生のあなたには要約のススメ。

財政

安心と負担

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総選挙 に参加中!
2009/7/31 朝日新聞     社説  安心と負担


 自民党も民主党も総選挙に向けて多くの政策を訴えているが、肝心の点が抜け落ちてはいないか。「国のかたち」の骨格となる財政の大きな絵姿だ。各党が目指す「国のかたち」は一体いかなるサイズなのか。わかりやすく示してもらいたい。
 わかりやすい指標としては、政府の一般会計予算がある。国民負担と行政サービス水準が凝縮されている数字だ。あえて単純化すると、毎年度の支出(歳出)が80兆円、収入(税収)が50兆円というのが平時の姿だ。差額の30兆円は赤字で、新たな借金でまかなわねばならない。
 この不健全な状態が続いてきたため、積み上がった国と地方の借金は800兆円。財政状態は主要国で最悪だ。早期に立て直さなければ、将来世代に重い国民負担がのしかかる。
 問題は歳出と税収をどの水準で均衡させるかだ。増税するのか、公共サービスを削減するのか、その合わせ技か。自民党も民主党も「示したくない」ではすまされない。


骨太の方針

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政治の動き に参加中!
2009/6/24 朝日新聞      社説  骨太の方針


 財政健全化をめぐる「骨太の時代」は終わった。政府が財政運営の方向を示す「骨太の方針09」を決め、歳出改革の象徴の一つだった「社会保障費の抑制」は与党の猛反発で空文化した。
 「骨太の時代」は小泉内閣発足の01年に始まる。90年代後半に、景気対策で財政赤字が急膨張。これを抑制する新機軸が経済財政諮問会議での骨太の方針だった。
 だが、財政運営はやがて壁にぶつかる。小泉内閣は「骨太06」で5年間の歳出削減・抑制目標を掲げたが、福祉の抑制という「痛み」を国民に強いることになった。
 麻生政権がようやく福祉のほころびを認め、景気回復後に消費税率を引き上げるという方針を掲げはしたが、総選挙を前に「消費税」の文字はない。負担先送りが招いた混迷の上、政官が何を目指すのかという方向づけの弱さが無残なまでに示された形だ。
 小泉改革の次に政治が目指すべき方向性を示すことができるか。これこそ日本政治全体の大テーマである。

骨太の方針09

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税制 に参加中!
2009/6/10 朝日新聞    社説  骨太の方針09


 政府の新しい財政再建目標が「骨太の方針09」の素案に盛り込まれた。経済危機に伴う大規模な支出を受け、財政赤字の膨張に新たな歯止めが必要になったからだ。
 新目標では二つのモノサシが採用された。一つは国と地方の「基礎的財政収支」の黒字化。もうひとつは、国と地方の「債務残高の国内総生産に対する比率」である。
 問題は、どうやってその目標を達成するかだ。そこを「骨太09」の素案は「税制抜本改革や歳出歳入改革の中で所要の財源を確保する」と説明するが、これではあいまいすぎる。
 ただ、付属資料である内閣府の試算は、その答えを示唆している。現在5%の消費税率を段階的に10~12%まで引き上げるというものだ。だが総選挙を前に、それを国民にはっきり告げることを避けているように見受けられる。
 社会保障や若者たちの負担をはじめ日本の将来をどうするのか。そのための財政再建と消費税こそ、今度の総選挙では議論すべきである。



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