ブログネタ
天文学 自然科学 に参加中!
2009/7/19 朝日新聞      社説  皆既日食


 皆既日食が22日の水曜日、南西諸島などで観測できる。
 暗くなった空には、金星などの惑星がぽつんぽつんと光り、隠れていたオリオン座など冬の星座も姿を現すはずだ。突然の闇に驚いた鳥たちは、一斉に巣にもどろうとするだろうか。
 あいにく皆既が見られる地域は限られているが、インターネットによる生中継も予定されている。部分日食は全国で見られる。日本列島に住む私たちにめぐってきた幸運を、たっぷり楽しみたい。
 月の400倍を持つ太陽が、月の400倍遠くにあるために、すっぽり隠されてしまうことで皆既日食は起きる。これぞ造化の妙というべきか。自然から地球人への贈り物だ。
 皆既日食はこれからも、計算された時刻と場所で起きる。たとえば東京で見るなら、2762年だ。その時の日本、人類、そして地球はどうなっているだろう。遠い遠い子孫たちは、同じように皆既日食を楽しむだろうか。
 想像の翼を広げ、家族や湯人と語り合ってはどうだろうか。

スポンサードリンク