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2009/6/26 朝日新聞      社説  アニメの殿堂


 補正予算で117億円がついた「国立メディア芸術総合センター」、いわゆる「アニメの殿堂」建設が批判にさらされている。
 予期せぬ予算がついた文化庁は大慌てで、景気対策に早く工事を始めなければと肝心の中身の議論が置いてきぼりにされているからだ。
 マンガやアニメは現代日本を代表する文化の一つである。海外への影響力も大きく、産業としても観光資源としても期待されている。この分野の研究や情報発信を国が支援することには十分な意味がある。
 これまでは個人が集めた資料が、研究や普及に大きな役割を果たしてきた。その熱意を引き継いだ研究・文化施設も各地にできている。国の機関では、国立図書館がマンガやアニメDVDも集めているし、近代美術館にフィルムセンターもある。
 こうした施設と連携を深めたり、若い作り手の育成を支援したりする。こうした事業を中心に据える、柔軟な発想がほしい。ハコ造りよりもまずは中身の議論が先決である。

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