ブログネタ
株主優待 に参加中!
2009/6/22 朝日新聞     社説  株主総会


 株主総会のシーズンを迎えたが、今年はその風景が大きく様変わりした。昨年までは外資系ファンドと経営陣との攻防が目立ったが、今年は全体としていたって静かだ。
 こうした変容は、世界的な金融危機を反映してのことだ。企業が収益を膨らませ、その配分をめぐって株主が経営陣に揺さぶりをかける。そんなマネーゲームが盛んだった時代は吹き飛んでしまった。
 今回の金融危機で資本主義は変わるといわれている。実物経済を担う産業が中核となって、いかにして新しい価値を生み出すかが問われる時代になりつつある。
 株主総会は、株主の支持を固め直す場として一段と重要になる。株主は近年、目先の配当増加などを強く求めてきたが、今後、投資の成果を粘り強く待つ忍耐力を持たねば、本格的な経営体質の転換は難しくなろう。
 そのためにも、経営転換の具体的なビジョンを経営トップが明確な言葉で語らねばならない。リーダーが厳しく問われる時代である。

スポンサードリンク