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2009/5/10 朝日新聞   社説  米ロ核軍縮


 オバマ米大統領が7月にロシアを訪問し、メドベージェフ大統領と会談する。最大の焦点は、12月に期限を迎える第1次戦略核兵器削減条約(START1)に代わる新条約締結に向け、どれだけ具体的に踏み出せるかだ。
 その準備として、両国外相が先週、ワシントンで会った。最近、北大西洋条約機構(NATO)とロシアの関係が再びこじれていたため事前の雰囲気は良くなかったが、会談後、両外相は問題を個別に考えていく意欲を示した。
 冷戦時代では、地域の問題での対立が核軍縮に及び、暗礁に乗り上げることが多々あった。いま大切なのは、こうした冷戦思考と決別することだ。
 米ロは今でも、相手に核攻撃ができる即応体制を続けている。人間の判断ミスや誤作動で核戦争が起きる危険性が冷戦時代さながら残る。これも「古い考え方」の遺物だ。これを解消するにも、冷戦思考の決別が不可欠である。そのうえで、冷戦期に大量に製造した核を思いきって減らしてもらいたい。

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