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2009/3/9 朝日新聞     社説  麻生首相


 一昨日、麻生首相が就任後初めて沖縄を訪れた。だが、知事との会談内容も明かさず、せっかく現地を踏んだにもかかわらず県民に向けて基地問題を語ろうとしなかった首相の姿勢には、大いに疑問符が付く。
 沖縄が直面する最大の課題は、米軍基地の整理・統合だ。市街地に囲まれた普天間飛行場の移設に関して、2006年、日米間では名護市沖に移す計画が決まった。だが、県知事や地元自治体は騒音問題などを理由に数百メートル沖に移す修正案を求めている。
 政府は地元の修正要求を「合理的理由が無ければ、計画は変えられない」と拒んでいる。一方、普天間移設とセットになっている約8千人の米海兵隊員のグアムへの移転に約60億ドルを負担することを約束した協定を、先月、クリントン国務長官と取り交わした。
 麻生首相は地元との対話に前向きな姿勢も見せず、このままでは移転費用を負担しつつ、騒音被害はそのままという最悪の結果になりかねない。

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