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2009/1/24 朝日新聞      社説  海賊対策


 アフリカ・ソマリア沖のアデン湾で急増する海賊から日本の商船を守るため、海上自衛隊の護衛艦を派遣する方向が固まった。事態の深刻さを考えれば、護衛艦の派遣はやむを得ない判断だろう。
 ただし護衛の対象が日本人の生命や財産の保護に限られ、他国の船の護衛や救援は出来ない。海賊が攻撃してきた場合、どこまで応戦できるか。こうした課題が残ったままの見切り発車である。本来なら、海賊を取り締まることを目的とした法律を作り、自衛隊の出来ること、出来ないことをきちんと規定した上で派遣すべきだ。
 政府は法案を通常国会に提出する準備をしている。課題は多いが、効率的に取り締りが出来るよう工夫してほしい。
 だが、そもそも艦艇による護衛は対症療法でしかない。根絶するにはソマリアに政府がつくられ、民生を安定させ、自らの手で海賊を取り締まれるようにすることが必要だ。海賊問題は早急に解決されなければならない。

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