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2009/1/19 朝日新聞    社説  ガザ混迷


 パレスチナ自治区ガザへ3週間以上も攻撃を続けているイスラエルが、一方的な「攻撃停止」を宣言した。すでに1300人以上の人命が失われており、過剰な武力行使に対する世界の非難が高まっている。イスラエルの攻撃停止は当然だ。
 それを受け、ガザを実効統治しているイスラム過激派ハマスも「攻撃停止」を発表した。双方とも国際世論を味方につける狙いが強いようだ。
 だが、現地の状況は厳しい。イスラエルは宣言後もガザ市などの住民地域を包囲しており、パレスチナ住民にとって封鎖のもとでの「停戦」は兵糧攻めにじっと耐えることでしかない。
 イスラエルによる占領地封鎖の状態で、停戦実現がいかに困難かは、2000年秋の反占領闘争ですでに経験済みだ。当時は米国の仲介があったが、今回はその仲介すらない。
 事態収束のためには、国際的な仲介を実らせ、イスラエル軍の撤退と封鎖解除を含む停戦合意の枠組みを作ることが必要である。

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