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2008/12/1 朝日新聞       社説  柔道の改革


 柔道界が来年から、世界ランキング制の導入に加え、運営や仕組みを一新することを決めた。
 複数の国際大会を新設し、それぞれの大会に賞金をつける。選手には成績に応じたポイントを与え、世界ランキングの上位にいなければ五輪には出場できなくなる、というものだ。
 狙いは、国際大会を充実させることで注目度を上げ、放映権料やスポンサーを集めることにある。
 この大胆な商業仕儀の背景には、欧米の事情がある。学校や企業が選手生活を支援してくれる日本とは違い、欧米ではクラブ中心だ。自主財源の確保は、現代のスポーツ界では重要なテーマである。その意味では、今回の柔道の改革も理解できる。
 だが、そこには懸念もある。日程が過密になることだ。新たにできる国際大会に国内の大会を合わせると、休養をとる時間が激変する。また育児休暇も簡単には取れなくなろう。
 選手の利益を第一に考え、柔軟で斬新な発展戦略を考えるべきである。

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