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2008/11/30 朝日新聞     社説  竹崎新長官


 第17代の最高裁長官に、東京高裁長官だった竹崎博充氏が就任した。
 最高裁長官の後任は、現職の長官が推薦し、内閣もそれを尊重してきた。この40年ほどは、新長官は最高裁判事から選ばれてきたが、今回は先輩14人を飛び越す異例の抜擢で、前任の島田長官の推薦が決め手だった。
 竹崎氏は米国で陪審員制を調査した経験を持つ。国民が裁判官とともに重大事件を裁く裁判員制度の導入時には、要職に就き、力を発揮した。その裁判員制度の開始が半年後に迫り、円滑な実施には竹崎氏が最良とされる。
 裁判員法では、施行から3年後に必要な改善をすることになっている。竹崎氏の検証と改善の責任は重い。
 さらに、憲法の番人である最高裁のトップとして重要なことは、時代の変化の中で、新たな憲法判断や判例変更をためらうことなく行うために最高裁大法廷を積極的に開くことだ。国民と共に歩む最高裁であることを望む。


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