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2008/11/26 朝日新聞    社説  補正先送り


 は昨日、緊急経済対策の裏付けとなる第2次補正予算案を今国会には出さず、来年1月の通常国会に先送りすると表明した。
 2ヶ月前の所信表明演説では、首相は「私は逃げない」と民主党との対決をあおった。それからすると、まさにとんでもない様変わりだ。
 1つの理由が世界金融の混乱や景気の先行き不安にあるのは間違いない。「政局より政策だ」という首相の説明はそれなりの理屈ではあった。
 だが、経済対策の土台となる補正予算を先送りするというのでは、この理屈を自ら吹き飛ばしたに等しい。首相が逃げるほどに、肝心の経済対策が難しくなるという、皮肉な構図に陥ってしまった。
 首相も与党もこうした矛盾は承知のうえだろう。それでも先送りせざるを得なかったのは、結局のところ、いま解散に追い込まれたら政権を失いかねないという恐怖感が日に日に高まっているせいだろう。
 世論との食い違いも生じ、政治の閉塞感は深まるばかりだ。

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