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2008/11/20 朝日新聞     社説  元次官宅襲撃


 厚生省事務次官の経験者とその妻が、相次いで殺傷された。9年前に次官を退任した山口剛彦さんが、妻とともに命を奪われた。その惨劇が報じられた日の夕方、今度は社会保険庁長官も歴任し、18年前に退官した吉原健二さん方で、宅配便を装った男に妻が胸などを刺された。
 ともに自宅の玄関で繰り返し刃物を突きたてられており、強い殺意があったとしか思えない。犯人も、動機も、背景もまだわからず、2つの事件が本当に結びつくかどうかは、今後の捜査を待たねばならない。
 問答無用の暴力は、これ以上ない卑劣な犯罪であり、私たちの社会に対する重大な挑戦だ。どんな理由があろうと断じて許すわけにはいかない。
厚生労働省には緊張と不安が走り、歴代の次官経験者や幹部らの身辺警護も始まった。行政や官僚のトップを暴力でねじ伏せようとする行為は、民主主義を脅かすものだ。同種の事件が起きないよう万全を期してほしい。

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