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世界中の株が暴落し、主要7カ国財務省・中央銀行総裁会(G7)の対応を世界が注視していた。
G7は、金融機関への公的資本注入を核とした対応策を打ち出した。明確にメッセージを示した点を大いに評価したい。また今回の議論で、金融危機の対応において資本注入が重要であるという基本原則が整理されたといえる。
G7の焦点は、米国を公的資本の注入に追い込むことだった。先週にはG7が通常取り組む対策を終え、同時に欧州各国が相次いで公的資本注入を打ち出し、「次は米国の番だ」という流れを作り出した。これが功を奏し、米国はG7で自国の金融機関に早急に措置をとることを約束した。
次の焦点は、米国が速やかに資本注入を実行できるかである。しかし資本注入は多くの課題を伴う。資本をどれだけ注入すべきかを把握し、その経過を国民に詳しく説明して理解を求める必要がある。国民の説得が危機脱出の鍵であることを米国は肝に銘ずるべきだ。







