2014 2/27(木)  エネルギー政策 -- これが「計画」なのか

 安倍政権が新しいエネルギー基本計画の政府案を決めた。

 焦点の原発については依存度を「可能な限り低減させる」としながら、原子力規制委員会の審査状況が見通せないために、具体的な数字は盛り込めないという。「減らす」というからには、数字が出せなくとも、その手順を示すのが最低限の条件である。

 詰めるべき点は多々ある。使用済み核燃料を全量再処理する核燃料サイクル事業の行く末や、老朽化した原発の閉鎖手順、30キロ圏内に義務づけた防災計画が再稼働時に効く度合い、使用済み核燃料棒の保管場所確保の義務づけ。

 原発は政府の支援がなければ成り立たない電源である。事故の反省をもとにエネルギー計画を立てる以上、まず政府自身が原発に偏ってきた政策を改めるべきである。そうしない限り、政権が進めようと意気込む電力改革も挫折する可能性が高い。



*チェックポイント
・エネルギー基本計画の新政府案
・手順すらないのは、計画とはいえない
・詰めるべき点
・原発に偏ってきた政策を改めるべし


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