2013 12/23(月) 薬の研究不正 — 再発防ぐ方策急げ

 製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンをめぐる問題について、厚生労働省は刑事告発する方針を固めた。データが改ざんされた論文に基づく「誇大広告」の疑いが濃いとされる。
 論文の不正は一般に、ほかの研究者を誤った情報でミスリードするため、研究の資金と時間を無駄に費やすことになる。人間が対象の臨床研究の場合、患者の人権の観点から問題はより大きい。
 ところが、薬の研究不正を防ぐ仕組みは不十分なままだ。誇大広告への罰則は軽く、それも企業側のみに限定され、研究機関や大学、研究者らの責任を問うことは難しい。
 新たな防止策のアイデアは、さまざまに検討されている。例えば、企業に利益を返させる仕組みをつくる。臨床研究では、資格制度の導入のほか、研究者の医師免許停止や、大学の新奇研究の一時停止などの制裁強化が挙がり、法による規制も論じられている。再発を防ぐためにも、できるだけ速やかに実現したい。


*チェックポイント
・製薬大手ノバルティスを刑事告発
・データが改ざんされた論文に基づく「誇大広告」の疑い
・論文の不正の問題点
・不正防止に対する現状
・さらなる防止策のアイデア(ここは具体例を入れる)
・方策を急ぐべし

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