2013 12/10(火)  経済政策 -- 「何でもあり」は筋違い

 今年度の補正予算の骨格として政府が閣議決定した経済対策は、国費だけで5・5兆円、自治体に回る地方交付税の1.2兆円などを加えると、総額7兆円に迫る。

 消費増税をはさむ駆け込み需要と反動の落ち込みをならし、安定的な経済成長へとつなげる工夫はいる。だが、消費増税対策とは言えない予算が散見され、必要性や将来への影響を吟味しないまま、公共事業の上積みによって景気を押し上げようとする色彩が濃い。

 毎年の補正予算が財政悪化の主因だと指摘されて久しい。財政再建への消費増税をめぐる経済対策で、同じ愚を繰り返すのでは笑い話にもならない。

 今回の補正予算では、国債の追加発行がない。景気の持ち直しで、今年度の税収が予想より増えることが大きい。だが、必要な対策を絞り込み、残った財源で、過去の国債発行による借金を少しでも返すのが筋である。
消費増税に合わせた対策が「何でもあり」でよいわけがない。


*チェックポイント

・今年度の補正予算の件(額を入れると書きやすい)

・問題点
  →・消費増税対策とは言えない対策が多数
   ・必要性や将来への影響が吟味されていない

・提案 -- 税収すべてを使わずに借金の返済に充てるべし

・著者の主張 -- 消費増税に合わせた対策が「何でもあり」でよいわけがない

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