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2010/5/23 朝日新聞   社説  探査機出発
   

 日本初の金星探査機「あかつき」が金星に向けて旅立った。
 金星は、地球とほぼ同じ大きさ、重さで双子の惑星といわれる。しかし、表面温度は460度。双子の運命を分けたものは何か。金星を知ることは、地球をよりよく知ることにもつながる。
 あかつきの使命は、金星を覆う硫酸の雲や風の動きなど、金星大気を立体的に明らかにすることである。とりわけ大事なのが、スーパーローテーションと呼ばれる秒速100メートルもの暴風を詳しく調べることだ。目下、金星最大の謎とされる風だ。
 金星へは1960〜80年代、米ソが次々に探査機を飛ばした。だが89年の米国探査機を最後に、探査の重点は火星に移り、忘れられた惑星になっていた。
 あかつき計画は01年にスタート。その後、地球温暖化への関心の高まりで、注目の探査計画になった。あかつきには、金星の大気を調べる探査機として大いに科学的な成果を上げ、世界にも貢献してもらいたい。

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